2018年03月14日

八つ当たりは禁物






コンペはなかなか通らない」にも書いたように、コンペはなかなか採用になるものではありません。

出しても出しても、採用にならないものです。むしろそれ位が普通だと思って気長にやるのがいいのですが、

結果が出ないと、つい自分以外に原因があるのではないか?と思ってしまいます。


特にサラリーマンとして働きながらだと、結構疲れも溜まってきてなかなか抜けない時もありますよね?

そういう時はついネガティヴな方向に考えが走ってしまいます。
色々と妄想してしまいます。

妄想するだけならいいのですが、それが暴走して表に出てきたりすると良くない結果を招きます。


これが八つ当たりです。


よくあるパターンとしては、

・事務所がちゃんと提出してくれていないんじゃないか?と疑い、提出している証拠を見せてくれとねじ込む。
・今の事務所の力が弱いからはダメなんだ、事務所に改善を求めたり、移籍を繰り返したりする。
・SNSなどで、アーティストやレコード会社に直接メッセージを送り、なぜ採用にならないのか理由を尋ねたりする。
・家族にイライラをぶつける。

こんな感じです。

事務所としては、「この作曲家は見込みがある」と思うからコンペ情報を渡している訳で、提出された曲など全てチェックし、纏めてクライアントに提出しています。

これらはすべて事務所の持ち出しです。金額面には大したことないでしょうが、労力など、すべて事務所が無償でやっていることです。

事務所としても、採用を出さないと全く収入にならないわけですが、
もし作曲家から上記のようなことをされたら、テンションが下がってしまいますよね。。。

作曲家と協力して、信頼関係の元に採用へ向けて頑張ろうとしているのに、採用にはならないわ、文句は言ってくるわ、これでは事務所としても関係を見直さざるを得なくなります。
(コンペに参加するために、事務所にお金を払っている場合は別かも知れませんが…)


移籍の多い作家も敬遠される傾向はあります。転職の多い人と同じですね。

家族も、イライラをぶつけられたら、「作曲なんかやめたら?才能ないんだから。その証拠に一曲も採用にならないじゃん」と言うでしょう。

イライラして、原因を他者に求め八つ当たりすると、結局、自分で自分の首をしめる、作曲活動しにくくなるんです。これは損ですね。
そんな時は、まずはたっぷり睡眠をとり、体調を整えましょう。そのことが精神の安定にもつながり、結果八つ当たりを防いでくれるはずです。

サラリーマンが働きながら作曲活動する、ということは100メートルダッシュではなくマラソンを完走するくらいの長丁場だと思って、気長に落ち着いてやるのが良いです。




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2016年09月15日

プロの作曲家は誰よりも音楽を知っていなければならない





以前「世の中の音楽をすべて頭の中にインプットする!」にも書いたのですが、

誰かと話しているときに「○○○○ってアーティスト知ってます?」「〜って聴いたことありますか?」と訊ねられて

「知りません」

と答えるのは結構恥ずかしいことだと思うんですよね。

クライアントから依頼を受けて作曲する時も、リクエスト通りの曲を作ることは、最低限のことです。
コンペでも同様です。

しかし最低限の仕事をしていても、次はありません。
最低限からどれくらいプラスアルファできるか?が問題です。
想定通りのものを作っていても仕方ないのです。コンペだったら大勢の作曲家の作品の中に埋もれてしまいます。

クライアントのリクエスト通りであり、なおかつ、クライアントの想定を上回り、クライントにどれだけ嬉しい驚きを感じさせることができるか?
この曲を使ったらどんなに楽しいことが起きるか?これを歌うアーティストがどれだけ輝くか?クライアントにそういう夢を見せられる力を持っていることが大事です。
詞を付けてくれる作詞家に対してもそうです。作詞家のインスピレーションと創造性をどれだけ掻き立てらるか?


そのためには、クライアントの音楽性を上回っている必要があります。クライアントより音楽を知っている必要があるのです。


一言で「誰よりも音楽を知っていなければならない」と言っても、音楽は知識だけでも習得しようと思ったら
膨大な量になるわけで、本当に全部知ろうと思ったら一生かかっても足りないのではないか?と思える程です。

実際に全部知ることはできないにしても、このような気持ちでいることがプロとしては必要ではないでしょうか?



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